プロレス用語の基礎知識・「ら」行


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[ライガーボム] (技名)

パワーボムの変形バージョンで、相手を持ち上げた後に自らもジャンプしてそのまま尻餅をつくように相手を落とす技。さらなるアレンジとして相手を持ち上げたまま数歩走って勢いをつけてから落とすサンダーライガーボムも存在する。元は漫画「キン肉マン」の筋肉ドライバーがヒントらしい。

[ラ・ケブラーダ] (技名)

ウルティモドラゴンが日本に持ちこんだ技で、ロープの反動を利用してバク転の要領で場外の相手に体当たりを食らわせる技。アメリカではウルティモの本名を取ってアサイムーンサルトと呼ばれている。

[ラストライド] (技名)

変形のパワーボム。相手を持ち上げた後に相手のタイツを掴んでさらに持ち上げてからマットに叩きつける技。 WWEで危険だからとパイルドライバー系統の技が禁止されたアンダーテイカーが新必殺技として編み出した。2メートル以上の高さから叩きつけられる様は圧巻だが、こちらの技のほうが危険な技だと思うのは気のせいですか。

[ラッシャー木村] (人名・NOAH/1941年6月30日北海道/185cm/125kg)

馬場御大の舎弟。81年の「こんばんは」事件からキャラが固定され、馬場、渕、永源とのタイムリーなネタを交えたほのぼのとしたやり取りは場を和ませていたが、御大が亡くなってからは「あにき〜」のマイクパフォーマンスが出来なくなり、渕とはNOAH設立で離れ離れになりちょっと寂しげだった。(つД`)NOAH旗揚げにも参戦したが04年7月10日に体調不良を理由に引退を発表。そのときの出だしも「こんばんは」だった。

[ラ・マヒストラル] (技名)

うつ伏せの相手の片手を自分の足の間に巻きつける様に挟み込み、そこから前転して相手を丸め込む技。ルチャドールの名家カサス家の奥義。ジュニアの選手が使うことが多い。

[ラリアット] (技名)

走って腕を相手の喉元に叩きつける原始的な技。しかし原始的ゆえに強力。名手と呼ばれる人間は他の名手のラリアットを嫌と言うほど食らって自分のものにしてきた。アメリカではクローズ・ライン(物干しロープ)と呼ばれている。

[ランサルセ] (技名)

DRAGON GATEのパワーファイター近藤修司の得意技。変形のスピアータックルで、相手を抱えたまま数歩走ってからマットに叩きつける。相手の背後から決めたり、相手を抱えた後に半回転しながら叩きつけるバリエーションもある。

[リキシ] (人名・WWE/1966年10月11日アメリカ/185cm/182kg)

その名の通り、力士風のキャラのレスラー。その巨ケツから繰り出される技はある意味破壊力絶大。(笑)

[力道山] (人名・引退済み/1924年11月14日長崎県/180cm/113kg)

元力士出身の日本プロレス界の父。空手チョップを武器に外人レスラーをなぎ倒すその姿は戦後の日本人に勇気を与えた。しかし酒癖が悪くトラブルが多かった。そして1963年に赤坂のキャバレーで893と揉めた挙句に刺されて入院。手術で事無きを得たが、1週間後に突如死亡。当時はいろんな説が流れたが死後30年経って死因について書かれた本によると外科医が気管内挿管に失敗したことが原因であった。しかし今際の際にうめきながら指を3本突き出した真意は今も不明。

[リック・スタイナー] (人名・WCW/1961年3月9日アメリカ/183cm/125kg)

スタイナー兄弟の兄。アマレス仕込みのスープレックスは強力。首輪をつけて入場したりとブルドッグのイメージがあるが、顔も見事に髭付きブルドッグ。(笑)でも弟が負傷中でタッグを組めないでいた期間に明らかにしょんぼりしていたりと兄弟思いの一面も。

[リック・フレアー] (人名・WWE/1950年2月25日アメリカ/185cm/110kg)

アメリカンプロレスの体現者。1972年AWAでデビューしNWAに移籍、1975年には飛行機墜落事故に遭い引退も危ぶまれたが見事に復帰してヘビー級王座を獲得、その後NWAの流れを汲むWCWで長期政権を築いた。相手を引きたてた上で勝つのが得意なテクニシャンだが降参ポーズからの急所攻撃など以外にせこい一面も。(笑)あと彼がトップロープに昇ると投げ落とされるのはお約束。(笑

[リバーススプラッシュ] (技名)

コーナー付近に仰向けに倒れている相手にしかける技。トップロープを掴み、セカンドロープ上で数回ジャンプして勢いをつけた後に体を平行にして相手にのしかかる。 ベイダーはその巨体と体重を活かして使い、新崎人生は身軽さを活かして体がリングと垂直になるほど勢いを付けて使っている。

[リバースDDT] (技名)

DDTの変形版で、相手の後ろから相手の頭を自分の脇に抱え込み、そのまま倒れこんで相手の後頭部を強打させる技。

[LYOTO] (人名・猪木事務所/1978年5月30日ブラジル/185cm/95kg)

本名「リョート・カルヴァーリョ・マチダ」。2000年にブラジルを訪れていた猪木に直訴して入門を許された日系ブラジル人。

[リング]

レスラーが戦う舞台。新日本の規約によれば大きさは一辺が6m50cm以内の正方形で、高さは床から90cm以上。角には鉄柱のコーナーポストが立てられ、三段(格闘技の試合は4本)になったワイヤー入りロープが張ってあり(上からトップロープ、セカンドロープ、サードロープ)、コーナーのワイヤーとワイヤーの継ぎ目には剥き出しの金具を覆うためのコーナーマットが括り付けてある。リング上は骨組の鉄骨(リング中央下の鉄柱のみリング陥没防止のスプリング入り)の上に木の板、ゴムのマット、キャンバス(布製シート)の順に重ねられている(これは新日本の場合で、NOAHの場合は木の板の上にウレタンマットを二重に敷く。ここは団体によって差があるらしい)。アニメ「タイガーマスク」の主題歌で「白いマットのジャングル」と歌っているが新日本プロレスはセルリアンブルーだし(w)、NOAHはエメラルドグリーン。ここも団体によって様々である。

[リングイン]

文字通りリングに入る事。入場時のリングインではトップロープを飛び越えて入ったり(ジュニア級レスラーに多い)、コーナーポストに上がってから入ったり(ライガー、タイガーマスク等)、トップロープを支点に空中で一回転して入ったり(グレートムタ)、トップロープをまたいで入ったり(高山善廣)とレスラーによって様々。

[リングス] (団体名)

前田日明が第2時UWFが分裂した後に作った団体。オランダを初めとする東ヨーロッパから強豪選手を発掘して人気が出たが、前田引退後はPRIDEに人気を奪われて02年に活動停止に追いこまれた。その後は田村、金原、山本などの選手がPRIDEに参戦している。

[リングソウル] (店名)

JR神戸線元町駅高架下商店街に店を構えるプロレスショップ。品揃えも多く、レスラーのトークショーなどのイベントも頻繁に行われているのでプロレスファンは一度は行くべし!2階はカフェバーになっておりプロレスビデオを見ながら食事もできます。ホームページはこちら

[リングネーム]

プロレスラーにとって芸能人で言うところの芸名に当たるもの。本名そのままの人もいれば、一部を改名したり、本名をもじったり、まったく違う名前にしたりとさまざま。

[リングの魂] (番組名)

昔毎日放送系列で放送されていたプロレス&格闘技番組。司会はウッチャンナンチャンの南原清隆。 筆者はこの番組を当時非常に楽しみにしていたのだがなぜか他の局では放送が続いているのに地元だけ放送が終了してしまい悲しみに暮れた筆者はしばらくプロレス観戦から離れることになるとかならないとか。

[ルー・テーズ] (人名・引退済み/1916年4月24日アメリカ/191cm/110kg)

往年の名レスラー。元祖バックドロップを武器に936連勝(1948〜1955)という大記録を打ち立て、蝶野や鶴田といったレスラーにも技を伝授した。90年12月26日の蝶野戦で引退し、02年4月に86歳で亡くなった。

[ルード]

ルチャリブレで言う悪役レスラー。メキシコでは仮面をかぶっていないレスラーが悪役になる場合が多い。

[ルチャドール]

ルチャリブレのスタイルで戦うレスラーのこと

[ルチャ・リブレ]

メキシコの空中殺法を主体としたレスリングで、スペイン語で「自由な戦い」という意味。妙に複雑な関節技が多いのも特徴。

[レイ・ミステリオJr] (人名・WWE/1974年12月11日メキシコ/168cm/73kg)

叔父のレイ・ミステリオの後を継いでデビュー。メキシコで活躍していたがWCW参戦でアメリカ上陸。WCW崩壊後はWWEに移籍した。Jrの中でもかなり小柄だがその分機動力は抜群でもはや芸術の域に。一時期マスク剥ぎマッチで敗れ素顔で戦っていた事も有るが、再びマスクを被ってからはリングネームから「Jr」が消えた。

[レッドシューズ海野] (人名・新日本/1976年2月16日/173cm/76kg)

全日本でレフェリーをしていたが01年1月からは新日本でレフェリーを務めている。 よく試合中にレスラーに投げ飛ばされたり吹っ飛ばされたりするのが得意技。(w

[レニー・ハート] (人名)

PRIDEの入場コールをやっているアメリカ人女性で1988年以降日本で仕事をしている。巻き舌の口調が特徴で、名前にラ行が入る選手をコールするときは気合の入りようが段違い。(w

[レミー・ボンヤスキー] (人名・メジロジム/1976年1月10日オランダ/192cm/103kg)

飛び膝蹴りやジャンピングハイキックなどの飛び技を得意とするK-1ファイター。実は元銀行員。有名選手の欠場が相次いだGP2003で優勝し「優勝はまぐれだ」とも言われたが、GP2004でひしめく強豪を打ち破り決勝の武蔵戦でも谷川のひいき判定による再延長戦を乗り切って連覇を果たし実力を証明した。

[ロウ・イズ・ウォー]

アメリカで月曜日に放送されているWWEのプロレス番組、通称「ロウ」と呼ばれていたが9・11テロをきっかけに正式に「RAW」になった。木曜日に放映されている「スマックダウン」と連動している。オーナーはエリック・ビショフ。

[ロードウォリアーズ]

ホークウォリアーとアニマルウォリアーのタッグチーム。顔面ペイントにとげの多くついたいかついコスチュームで入場し、パワー溢れるレスリングで敵を圧倒した。数多くのタッグ王座を獲得した名チーム。これにパワーウォリアーが加わるとトリプルウォリアーズと呼ばれる。

[ローリングクレイドル] (技名)

相手の背後から相手の片腕、片足をそれぞれ手でフックして倒れこみ、そのままリング上を円状に転がって平行感覚を失わせた後にフォールする技。クレイドルはゆりかごの意味。

[ローリングソバット] (技名)

体を回転させながら飛びあがり、相手のあごや胸板を蹴る技。元はジャンプしないで腹を蹴る技だったが、初代タイガーマスクが改良した。鋭い回転と跳躍力が無いと美しく蹴るのは至難の技。

[(ザ・)ロック] (人名・WWE/1972年5月2日アメリカ/189cm/123kg)

WWEの看板レスラーで、「偉大な俺様の妙技を味わいな!」の高慢ちきキャラなのだがなぜか絶大な人気がある。 その人気から自伝がベストセラーになったり、大統領の応援演説をしたり、映画「ハムナプトラ2」にスコーピオンキング役で出演したりと活躍の幅は広い。 映画「スコーピオンキング」では主演も務めた。

[ロック様の妙技を味わえ!] (台詞名)

ロックの名台詞。「If you smell,what the Rock is cooking」が原文。

[ロックボトム] (技名)

ロックの必殺技でチョークスラムと大外刈りを合体させたような技。この技で相手をダウンさせてピープルズエルボーに持ちこむのが彼の必殺ムーブメント。

[ロブ・ヴァン・ダム] (人名・WWE/1966年12月18日アメリカ/180cm/103kg)

本名ロバート・ザットコウスキー。リングネームはジャン・クロード・ヴァンダムをもじったもので通称RVD。ザ・シークとサブゥーに指導を受けデビュー。インディー団体を渡り歩きながらサブゥーと激しい空中戦を繰り広げていたが、WCW買収に伴うWWFとWCW&ECW連合軍の対抗戦以降WWFを戦場にするようになった。甘いマスク(ゲーム「餓狼伝説」のアンディに似ている)に加え、その跳躍力から繰り出される蹴り技と飛び技の華麗さの余りに連合軍の選手にも関わらずベビーフェイスとして戦った事がある。

[ロメロスペシャル] (技名)

うつ伏せの相手に対して足を足でフック、手を手で掴んで引っ張り起こすようにして逆さに持ち上げる技。完成した形から日本名は「吊り天井」と呼ばれている。食らった方は大股開きで逆さ吊りというある意味何かのプレイを彷彿とさせる体勢に持ちこまれる。(爆)アニメ「ギャラクシーエンジェル」でフォルテが蘭花にかけていた技がこれ。(笑)

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