エスペランス(リメイク)
先のエスペランスシリーズで主人公に辛い思いをさせすぎた反省から、一大リメイクを考えたネタ。 和解できるかも知れない敵を用意し、ダイナミックに巨大ロボに格闘してもらって最後にゃ大団円ぢゃ〜。と、いろいろネタ繰ってました。作業は1話前半のネームまで行ってました。エスペランス初起動のところですね。確か。
これがリメイクされたエスペランス。もう、前作の面影は陰も形もありません。これはシナリオに絡む部分でもあって、地球側のメカでなくなっているからです。 ムー大陸沈没の話は皆少しは聞いた事があると思います。もちろん私もそう詳しくはないんですが、大昔の事だし、ちょっとくらい歴史と違ってもいいんちゃうの〜。と、沈没ではなくて、大陸ごと宇宙へ脱出していたという解釈とする事からシナリオは練られています。 災害から逃れ宇宙へ脱出したムー帝国。時の流れを越えてその意識は故郷へ帰りたいというものとなって来ます。そして、いざ帰ろうと思えば、地球に残っていた一部の下級民族が地球を占拠している。そして地球進攻へ。 ムー帝国第三王子アーメスは、第一王子ホーメスのその好戦的な意見に反対し内部対立を生み、ムーの技術を結集して作られた巨人「アーマード・サイカー」による対決にまで至ってしまいます。その対決で第三王子アーメスは敗れ彼のアーマード・サイカー「エスメラ」は地球へ・・・そして物語は始まります。 地球へ落下したエスメラはいん石のごとくオーストラリアはエスペランサへ。そこで、地球の科学力で修理を受け、新たなロボットとして蘇り、「エスペランス」と命名されます。そして、このエスペランスを操れるものは「ムーの血を引いている者」で「アーメスと同種の波調」を持った者であり、それが、主人公「海原 洋(うなばら ひろし)」だったのです。
アーマード・サイカー ムーの技術力により開発された、人工筋肉により稼動する巨人の総称。左はその概念図。 操作方法はサイキック。念波動操作型である。主たる操縦者の他に、それを補佐する役割の人間が同乗するようになっており、これを「サイキック・バンカー」と呼び、主にクローン体がその役を果たす。ムーの王家の場合はこの限りにあらず、己が妻を乗せる習わしとなっている。 エスメラ 全高25m 重量18t
地球側メイン登場人物 ヒーロー「海原 洋」、ヒロイン「河野 緑(かわの みどり)」、学会から敬遠されまくりのちょっとマッドかも知れない「新沼(にいぬま)」技師長。 前シリーズと比べ、主人公「洋」はちーとばかし単細胞に出来ている。その方が話が盛り上がるから。でも、緑の尻にしかれてるとこは前作と同じ。(笑)
ムー帝国第三王子アーメスとその妻ミーア ホーメスとの対決でアーメスは帰らぬ人に・・・その悲しみを胸に地球へ破損したエスメラを向かわせるミーア。この先起こるであろう悲劇を食い止めんが為に。 結果、その思いもむなしく、地球とムーは交戦状態に入ってしまうのだが・・・。
第一王子ホーメスのアーマード・サイカー「ヘルムス」 ムー最強のアーマード・サイカーである。ボディの各所に施された装飾は第一王子専用のものであるという威厳を表現している。
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