エスペランス防衛指令
高校在学中、漫画研究部の部誌に載せるため生まれてはじめてGペンを握った作品。それまでは落書きばかりしていて作品作りと呼べるような事はろくにしていなかった。 いや、あるにはあったのよ。小学校高学年の頃にへしょへしょな絵で書きなぐっていた「テレションマン」なんていうストーリーじみた落書き本が。んが! 現在どこにしまったのか行方不明なので、発掘ネタはここからのスタートになります。
このエスペランスという作品、なぜかシリーズとなり、その3部作を自分で1冊まとめた際に描き起こしたもの。当然1作目とはぜんぜん絵が違う。エスペランスを続けた事で急成長した時期といえるかもしれません。 なんかぶん殴ってどっか〜んとやってるのが主役メカ「エスペランス」。こう見えても可変ロボットだったっす。亀みたいに手足を縮めるだけの物でしたが、飛行モードへ変形する事が出来ました。 全高60m 重量450t 出力150万馬力 と、当時のメモには記してあります。 パイロットはその左の「岸田 洋(きしだ ひろし)」。1作目では、こんなにカッコよくなく、がきんちょでありました。
物語り導入部。宇宙人の侵略ですね。その当時の定番的でもありました。 地球を目指して進撃してくる「外宇宙艦隊」と地球側が呼称する謎の機動艦隊。まったく歯が立たない地球防衛軍。その窮地を救うべく現れたのが我らのエスペランス!
そうして始まったエスペランス防衛指令。そしてその内容は・・・・
ギャグ物だった・・・ 若気の至りです。はい。
つかみはオッケーとばかりに、その後ストーリーはマジ路線へ急変。「エスペランス」と原子分解砲を最大武装とする「万能戦艦」は見事「外宇宙艦隊」の進撃を阻止して物語はその幕を閉じます。
|