電脳道楽館S プロフィール/x3/4WORKS NSR80  

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Marx-まあくす-
nsr801.jpg x3/4WORKS

エヌエスアール
NSR80(N)

これがまあくすの愛車(通常の足とも言う)NSR80です。"(N)"は年式を現す記号です。これは`92年式だったかな?
タイトルに"x3/4WORKS(スリークォーターワークス)"とありますが、これはHONDAのワークスマシン"NSR500"を四分の三に縮小したイメージを持たされているといった意味合いですね。カタログなんかでのうたい文句でもありました。
概念的には二代目NSR50/80(初代とはマフラーとアッパーカウル、ミラー、フロント側ウインカーの形状が違う)の仕様を継承したものです。年式毎にカラーチェンジを繰り返してきたものという事ですね。二代目はこの年式で終わり。翌年からは2度ほどモデルチェンジを行い、"ヘッドライト常時点灯&バッテリー点火"のものへ進化していったと思います。
製品ラインナップは50ccと80ccが並行販売されており、まあくすのは80cc版です。
カラーリングはこの年式のものは80cc専用のカラーが用意されており、"ロスホワイトxリアルブルー"と呼ばれています。ちなみに50cc版は"ロスホワイトxファイティングレッド"と"ブラックxファイティングレッド"の2種が用意されていました。
それでは以下にNSR50/80のスペックを掲載します。
80cc版は基本的にエンジンのみ載せ替えられた(正確にはシリンダー部分、ミッション、スピードメーターの表示が変更され、速度警告灯、スピードリミッターが無くなり、エンジンとキャブレターの間に低回転時の吸気効率を上げる為サブチャンバーが設けられる。なお、当然の事ながら小型二輪を示すフロントの白線、リアの三角マークが追加される。)物ですが、スプロケットのサイズの違いによりチェーンが引っ張られる事になり、若干ホイールベースが短くなっていますね。



主要諸元(抜粋)

型式 NSR50 NSR80
A-AC10 HC06
全長x全幅x全高(m) 1.580x0.625x0.935
ホイールベース(m) 1.085 1.080
最低地上高(m) 0.105
シート高(m) 0.665
車両重量(kg) 86 87
乾燥重量(kg) 77 78
乗車定員(人) 1
燃費(km/l) 58.7
(30km/h定地走行テスト値)
41.0
(50km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m) 2.4
エンジン型式 AC08E HC04E
水冷2サイクル単気筒ピストンリードバルブ
総排気量(cm3) 49 79
内径x行程(mm) 39.0x41.4 49.5x41.4
圧縮比 7.2 7.1
最高出力(PS/rpm) 7.2/10,000 12/10,000
最大トルク(kgm/rpm) 0.65/7,500 0.97/8,000
キャブレター型式 PF70
始動方式 キック式
点火装置形式 CDI式 マグネット点火
潤滑方式 分離潤滑式
燃料タンク容量(l) 7.5
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
タイヤサイズ 前:100/90-12 後:120/80-12
ブレーキ形式 前後共:油圧式ディスク
懸架方式 前:テレスコピック式 後:スイングアーム式
(前後/油圧ダンパー付)
フレーム形式 ダイヤモンド


実はちょっとだけいじってあって"NSR80(N)かい?"なのだったり。

一見どノーマルに見えますが、使い勝手をあげる加工がなされていたりします。といっても良くある「うるさいだけ」の改造ではないので念の為。

nsr802.jpgまずはハンドル周り。
左ハンドルのクラッチレバーASSY(引出し線1)とスイッチケース(引出し線2)をモデルチェンジした新型のものに交換してあります。
クラッチレバーASSYは新型になるとそれまでクラッチレバーの遊びの調整をエンジン側のナットを回す事によって施行していたのに対し、ハンドル側に調整ダイヤルが付いた形式に変更されていたのでした。これはとっても便利。
スイッチケースはクラッチレバーの取り付き方が旧型ではスイッチケースにレバーの受け軸が付いていたのに対し、新型ではクラッチレバー専用の受け軸をハンドルバーに取り付ける様に変更、と、まったく違っていた為、これを交換しない事には新式のレバーを取り付けられない為、必然的に交換となったものです。これによって、ヘッドライトが常時点灯式になってしまったものの、ウインカースイッチがプッシュキャンセル式になったので便利にはなりました。

nsr803.jpgステップ位置も、アルミ合金製のスペーサー(引出し線3)を使う事で、後方上に1cm程、外側へ1cm程、移動させてあります。
これは、ステップがコーナリング時に地面と接触するからとかではなくて、このステップ位置がハンドルとの位置関係が自分にとって良好だったからです。そも、ステップ擦るくらい寝かせて町中走ったらオーバースピードこの上ない。危険&傍迷惑極まりないので、そんな走り方したらダメですよ〜。

注:たとえ純正部品とはいえ、パーツ交換には専門の知識が必要であり、扱いによっては重大な事故に繋がる事もあります。安易に真似をしたりしないで下さい。

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