古くから由緒あるお屋敷が点在する、由緒ある土地。 ここは数あるお屋敷のなかの一つ。 そして、そのお屋敷にお仕えしているメイドの手記が・・・・ 「当家の主は早くに奥様を亡くされ、以後はお屋敷の全ては私共メイドに任されて  おります。主は仕事柄、お屋敷を数日空ける事も多く、主がお戻りになるまでの間、  私共メイドがお屋敷をお守りしているという事になります。  主より絶大の信頼を頂かなければ出来ない事でございます。  私は身寄りもなく、職を求めておりましたところを、この屋敷の主にお声を  掛けて頂き、それ以来、ずっとお使えさせて頂いております。  大変恐れ多い事ではありますが、このお屋敷こそが、私の住まうべき場所であり、  この屋敷の主こそが私の仕えるべき方なのだと思っております。  ご主人様は大変お若くしていらっしゃいます。それゆえ、その若さの憤りが  溜まりがち。  その憤りが堰を切らんとする時、ご主人様は一輪の花を添えて、私をお呼びに  なります。主の憤りを開放する大役を仰せつかるのです。花はその大役を知らせる  私とご主人様だけの合図。  今宵もご主人様は私をお呼びになりました。  綺麗に身支度を整え、寝室に入ると、一礼し、ご主人様のお膝元へ・・・。  そして、ご主人様の憤りを全身全霊をもってお鎮めして差し上げるのです。  そして思うのです。  −この触れ合う時間が少しでも長く、そして、いつまでも・・・−と。」 といった、シチュエーションです。 どこか後ろめたさのある、それでいて、甘美な匂いのするものになんないかなーと。 いかがでしょ?(^^;) <ちょっと汗をかいている。(笑)  え? この後どうしたかって?  そりゃあーた。大変お若くしてらっしゃる訳ですし。時計塔を良く見ると、  まだ夜の11時ですし、夜はこれから。  第2ラウンド突入は必然でありましょう。(笑)